ネットでひとりの空間をつくること

最近、インターネットとの付き合い方が変化してきたような気がする。一人で考えたことをなんと無く残していた2005年から、気がつけばあっという間に15年の2020年。2020年、ネットで発信することは、一人で考えてるようで、実のところは誰かに聞かせることを意識しているような気もする。発信すること全てに数字がついて回って、気にしないようにしてても、気がつけば気にしているように思う。発信しているのか、発信させられているのか?たまにわからなくなってくる。もう一度、静かに一人で書き込むような時間を作るために違う形で自分のための発信と記録をはじめてみようと思う。

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清水淳子 | shimizu junko

デザインリサーチャー / 情報環境×視覚言語の研究 / 2009年 多摩美術大学情報デザイン学科卒業後 デザイナーに。2013年Tokyo Graphic Recorderとして活動開始。2019年、東京藝術大学デザイン科修士課程修了。現在、多摩美術大学情報デザイン学科専任講師として、多様な人々が集まる場で既存の境界線を再定義できる状態 “Reborder”を研究中。著書に「Graphic-Recorder-―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」がある。 twitter@4mimimizuでも日々色々と発信してます。

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