スプラトゥーンの世界から社会デザインに思いを馳せる。

noteには気軽にどんどん書いていこう〜と考えてたつもりが、プロフェッショナルの素晴らしい記事が増えてきた最近のnote。そうすると、私もちゃんとしたの書かなきゃ…!と思い込みすぎて、どんどん完璧主義になってた。書けないくせに、論文のように隙がない状態を目指し始めてしまう。なので、私はnoteではTwitterの思いつきのようなつぶやきを繋げて記事にする作戦で、毎日の更新頻度増やしていこう〜と思う。

ところで、みなさんゲームは好きですか? 私は大好きだったのですが、私のゲームキャリアは2001年くらいの64のスターフォックスとプレステのウンジャマラミーで、完全に止まってた。でも週末に、ゲーマーな夫の様子がとても楽しそうで、私もスプラトゥーン2にチャレンジしてみた。約15年ぶりのゲーム。見てると簡単そうに見えるのに、実際に触ると全く上手く動かせない。ただただ絶望。でも練習を重ねていくことで、少しづつ動けるようになった。

スプラトゥーンは、体験の気持ち良さや爽快感が体の中に伝わって残るのがすごい。例えるなら、プールで泳いだあとに体に泳いでる感じが残ってるような感じ。私は、銀座線から半蔵門線に乗り換える時に、「キイロを塗って進んで、ムラサキの陣地にいくぞ!」とか、ビルの中を移動してる時に「この階段と廊下は塗っておくと移動に便利そうだ」とか、日常の移動中にナワバリを妄想してしまうくらいにスプラトゥーン脳になっていた。

少しづつ動けるようになってくると、始めは塗ってるだけで満足だったのに、どんどん欲が出てきて、真面目に上達のための記事を読んだりし始める。あとスプラトゥーン甲子園の映像を見て、かっこいいプレイに憧れるようになってきた。私もあんな風にパラソルで敵をキルしてみたい!そんな小学生の頃の気持ちを思い出してきて、真面目に取り組もうかと考え始めたときにこんな記事を見つけた。

👉「ある程度の実力が付いてくると、毎日やらないと実力が保てない段階に入ってきます。この段階に入ると、数日やらないだけで坂道を転げ落ちるように実力が下がっていきます」スプラトゥーンが上達する方法5つ – ゲーム攻略研究所 http://games-lab.com/archives/732
一体この記事は何を言っているんだ…こんなに厳しい世界だったのか…!真面目に取り組みすぎると、時間がいくらあっても足りない。ガチでやるのは老後の楽しみにとっておこう…。でもスプラトゥーンで体験した成長曲線を他のこと(例えば英語!)でも、再現できるように頑張りたいと思った。小さな成功体験を楽しみつつ、毎日コツコツ続けることの大切さを思い出しました。ありがとう、スプラトゥーン。

ひとしきりユーザーとしてUXの中で感動しきったあとに、冷静になってデザイナーとして気になるのは、そんな素晴らしいスプラトゥーンというゲームデザインはどんな風に生まれたかということ。よくまとまってる記事がありました。

スプラトゥーン開発のお話。
👉社長が訊く『Splatoon(スプラトゥーン)』|Wii U|https://www.nintendo.co.jp/wiiu/interview/agmj/vol1/index.html
アイディアを出しまくってプロトタイプ作って、コンセプトが生まれるまでの流れがとても素敵です。始めはあるプログラマーが作った豆腐が醤油を掛け合うというシュールなプロトタイプだったみたいです。でも、しっかりと動いて操作できるプロトタイプだったから皆でイメージが膨らんだとのこと。操作できるものをプロトタイプで作っちゃうことの利点や強さを感じた。

そんな風にスプラトゥーンのゲームにも、開発の現場にも、いろいろと感動してるときに、現実の世界ではマイナンバーが話題になってた。マイナンバーはいろいろとややこしくて、私はマイナンバーのことを思い出したり、文字をみるたびに毎日気が重い存在だ。

「文句は大歓迎」、待ったなしのマイナンバー制度改革👉「制度の立て直しは、まず省庁や自治体、ベンダー関係者らが言い分を本音でぶつけ合える場を設けるところから始まる」http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/121100574/121400003/?rt=nocnt
ものすごくややこしいことになってるのですね、マイナンバー。マイナンバーはじめ、ややこしいことは全て、スプラトゥーンみたいに、直感的に気持ちよく操作できる世界にしてしまいたいとかなり真面目に感じてる。デザインの力は、ゲームなどのエンターティメントの世界だけじゃなくて、公共料金の支払いとか、引越しとか、ゴミ捨てとか、衣食住、暮らすこと、いろいろな社会で必要不可欠な体験をスムーズにすることができるはず。

そんなときに下記のTweetを見かけた。

Sogitani Tsutomu
@sogitani_baigie
官公庁が管轄する公共/業務アプリは非常に巨大なデザイン市場だが、2年これに関わって感じる大きな問題は、システムの要件定義が常にデザインより前にあること。入札時点でそれ前提になってるのでSIerを超えて官公庁に直接デザインプロセスの啓蒙を行っていかないと、本質的な問題は解消されない。

17:51 – 2017年12月13日
206
72人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー
「デザインは経営に不可欠」という考えは経営者たちの中では一般的になってきたように感じるけど、どうやら官公庁ではまだまだらしい。(官公庁では『デザインはシステムを最後キレイにお化粧する飾りのもの』って思われてるのかな? )何とかしたい問題だ。

デザインが社会の中でもっといい感じに機能する世の中はどうしたらやってくるのか? 最近いろいろ考えている。長くなってきたので、この続きは、また次に書けたらと思う。


Related Blogs

Posted by shimizu-junko | 2018-02-28
デザインの対象領域は経済から社会へと広がり始めてる。
なぜ、私たちはマイナンバー始めややこしいことの中に埋もれて生...
Posted by shimizu-junko | 2018-02-27
セオリー(理論)だけでないデザインをみんなでどう学ぶか?
こんにちは。UXデザイナー/Tokyo Graphic Re...
Posted by shimizu-junko | 2018-02-27
「多数決のふつう」ではなく「それぞれのふつう」を支えるデザインの可能性。
人と人の関係とか役割とか時間の流れって、誰かが名前をつけて管...